2015年8月27日木曜日

公開講演会のお知らせ( 9月7日 17時〜 in トキ交流会館)


公開講演会のお知らせです。下記の要領にて講演会が開催されます。皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。
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新潟大学理学部附属臨海実験所 公開講演会

 新潟大学理学部附属臨海実験所は、農学部附属フィールド科学教育研究センター佐渡ステーション演習林、研究推進機構 朱鷺・自然再生学研究センターと共催で公開講演会を開催します。興味のある方は是非ご出席下さい。一般の方や学生の参加も歓迎します。なお、本講演会は、公開臨海実習「森里海をつなぐ野外生態学実習」、新潟大学個性化科目「森・里・海フィールド実習」、長野大学環境ツーリズム学部「水環境学ゼミナール」の実習プログラムに組み込まれているため、実習の参加者は本講演会に出席します。

日時 : 平成27年9月7日(月曜日) 17:00〜18:00
     事前予約不要

場所 : トキ交流会館(〒952-0103 新潟県佐渡市新穂潟上1101-1
     1F大ホール

講師 : 神戸大学・大学院理学研究科・生物学専攻 
                    佐藤拓哉准教授

演題 : 「森川海の連環
                       ―生態系を超える資源移動が駆動する生態系の動態ー」

要旨 : 国土の7割を占める森林生態系は、我が国を代表する自然環境であるが、中でも、森林と河川の移行帯(森林-河川生態系)は、陸域と水域をまたぐ物質や生物の相互作用によって独自の生態系サービスを生み出している。また、近年の研究から、川は森と海を物理的につなぐ単純な土管ではなく、森と海の間でなされる生物や物質の流動を規定することで生物多様性や生態系の維持にも大きく影響することが明らかになってきている。本講義では、上記のような生態系間の相互作用について概説するとともに、演者が最近発見した寄生虫を介したユニークな森と川の繋がりについても紹介する。講義を通して、生態系の理解やその保全において、なぜ生態系間の繋がりに対する理解を深める必要があるのか、受講者とともに積極的に議論したい。

問い合わせ先
安房田 智司(Satoshi AWATA
952-2135
新潟県佐渡市達者87
新潟大学理学部附属臨海実験所
Tel: 0259-75-2012
Fax: 0259-75-2870
E-mail: sa-awata@cc.niigata-u.ac.jp

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