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初日は、朱鷺・自然再生学研究センターが入っている トキ交流会館で水生昆虫の同定に関する講義を受けました。 |
水生昆虫の同定は初めての学生さんがほとんどです。 ”う〜ん”とうめきながら、真剣な眼差しで検索表と顕微鏡を 往復していました。 |
同日、佐渡ゼミも開催いたしました東邦大学理学部の長谷川先生 による、伊豆諸島に生息する様々な生物のお話でした。 |
佐渡ゼミでは、会議室に入りきらないほどの参加者が! 皆さん、ご参加ありがとうございました。 |
翌日からは、晴天のもと、野外調査開始です。 演習林内を流れる大倉川の上、中、下流で水生昆虫の採集と その流域の環境測定を行います。 (上の写真は、上流の調査地です) |
最初に、河川での各調査方法のレクチャーを受けます。 測定についてのポイントや各道具の使い方など… |
早速、調査開始です。皆さん、胴長を着用して川の中へ |
最初は教員らのアドバイスを受けながら 覚束ない感じですが・・・ |
そのうち、”この地点では虫が少ないなぁ〜” "川の流れが早いから?”など、調査をしながら 意見交換できる余裕も出てきました。 |
水生昆虫だけでなく、イワナもいました! 観察用に捕獲しました(観察後は川へ戻しました) |
これが、採集した水生昆虫。 この後、顕微鏡を用いて同定します。 |
こちらは、中流の調査地。 |
こちらは、下流の調査地。 写真を見ただけでも、周囲の環境も大分違いますね。 これらが水生昆虫の分布に関係してくるのでしょうか? |
野外での調査が終わった後も、講義やデータ整理、 水生昆虫の同定作業など、この実習は内容盛りだくさんです。 |
学生さんと一緒に顕微鏡を覗いて、同定ポイントを説明するなど、 教員も一緒に同定を行いました。 |
同定作業がひと段落すると、次は、水生昆虫の分布に関する 仮説を各班に立ててもらいます。仮説も、ただ思いつきでは なく、理由と仮説になっているのか等を検討します。 |
そして、仮説を検証するために、 調査データの統計解析を行います。 |
最後に待っているのは、成果発表です。調査データ、 統計解析の結果、仮説に対する考察などをまとめます。 |
そして、プレゼンテーションです! 短い時間で野外調査、同定、データ解析、成果発表と 大変だったと思いますが、今年も最後までやり遂げました! |
最後は、バーベキューで締めくくり!
炭をおこすのも、楽しみの一つです。
東邦大学の皆さま、来年のご来島もお待ちしてます!
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