2017年6月22日木曜日

基礎農林学実習A1,2 B1,2

 皆さん、こんにちは。佐渡もそろそろ梅雨入りの時期になりました。
 
 今日は基礎農林実習の様子をお伝えいたします。基礎農林実習はフィールド科学教育研究センターが担当し、各フィールド(農場、演習林)で農業生産、生産環境保全及び森林の作業など、現場を実際に経験、観察することをテーマにした実習です。農学部の各学科によってAグループとBグループに別れての実習になります。AグループとBグループの佐渡での実習は基本的には同じなのですが、Aは2泊3日、Bは1泊2日の実習となっています。今回は、Aの里山での実習と、Bの演習林での実習の様子をメインにご紹介いたします(もちろん、Aも演習林での実習を、Bも里山での実習を行っています)。

では、Aグループの里山の実習から・・・
現在、新潟大学が地権者の方達から管理を任されている
キセン城のビオトープ。ここでは、実習だけでなく様々な
研究調査も行われています。
キセン城の説明を本間先生より受ける学生たち
キセン城を歩いて観察しながら実習場所までいきます。
キセン城での実習は、二次林の手入れと・・・
ビオトープでの生き物調査。
網を使って、一定の方法でビオトープ内の生き物を採集します。
そして、泥の中から生き物をソーティング&同定します。
ヤマアカガエルのオタマがいました!
こちらは、ビオトープの脇の樹木にぶら下がっていた
モリアオガエルの卵塊です。孵化したオタマジャクシも
少しだけ居ました。
次は、Bグループの演習林内での森林観察のご紹介
千手杉

風衝地は強風!霧と風が谷の下から駆け上がり、寒い!!
ダイオウスギ
(ダイオウイカみたい?)
人工林の説明を聞きます
最終日はビオトープで生物採取
佐渡の一般の方が所有している田んぼで
行わせていただきました。

最近では珍しくなった水生昆虫も!
基礎農林実習では、A, Bグループ合わせて91名の学生さん達が来島しました。皆さん、佐渡の魅力はまだまだあります!また来てくださいね。

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