2025年5月10日土曜日

新潟側の春植物

今回は新潟、長野、福島の県境付近の植物たちの紹介です。
いきなりゴージャスなニリンソウに会いました。

八重の花の大きなニリンソウ

こちらは…イチリンソウ
佐渡では見ないですし、新潟側でも分布は少なそうです

イカリソウ
佐渡では見ないピンクのイカリソウは新鮮ですね


今年は春が遅く(長く?)カタクリもまだ花盛りでした

こちらは花弁がハート型(切れ込みのある)ユキツバキ

白花のエゾエンゴサク

コシノチャルメルソウ

佐渡ではあんまり見ませんが、本州側に行くと人里付近でよく見るヒメスミレ

本州の多雪地の春、佐渡では見られないもの、佐渡では普通なのに新潟側ではほとんど見られないものの比較が出来て面白いですね。

2025年5月3日土曜日

佐渡の春植物_part7 (演習林風衝地)

 GW、いつも通りの軽トラと、この時期ならではキャンピングカーが多く外海府を走っています。
さて、雪解けもだいぶ進んだ演習林(5/1)。昨日(5/2)に演習林の除雪が終わり、全面開通になりました。そんな風衝地にも春前線が来ています。
萼片が何重にもなっているミスミソウ
(葯も全部白いピュアホワイト)
風衝地の雪の様子です。
だいぶ雪も解け、周囲はミスミソウなど真っ盛りでした

風衝地の林の下で、だれ?

ミヤマスミレです!
群生していました。紫がすごく濃くて、目立ちました!

ちょっとびっくりなことが・・・。
いつもはクロサンショウウオだけ産卵する、春先に消えてしまう池で、今年はヤマアカガエルも産卵していました。サンショウウオが産卵する池は、大きめの深さがある池(もしくは小さな水たまり)ではない限り、ヤマアカガエルは卵を産んでいないことが多いのですが、この浅い池では初めて…。今年はサンショの影響で膨満化したヤマアカが見えると思います(池が干からびなければ)。

この、サンショとヤマアカと、池の環境との関係、謎が深まります。
反射して見えにくいですね
真ん中にヤマアカの卵があります
次の更新では、シラネアオイとか見られるのでは…

2025年5月2日金曜日

ミゾゴイ

 急に変なの現れるので、大佐渡の森林はいつでも新鮮…
ミゾゴイ
羽に黒い線の模様があります

2羽いました
繁殖しているといいな…

2025年4月30日水曜日

2025佐渡の春植物_Part6(演習林の白い花たち)

前回の投稿と 順番が前後しましたが、前々回投稿の山開きで見られた植物のうち、白い花を持つ子たちをまとめて紹介してみようと思います!

まずは樹木から!こちらはタムシバです。
花を見てピンときた方もいるかもしれませんが、お察しのとおりモクレンの仲間です。
葉を噛むと歯磨き粉のような清涼感のある匂いがするから「噛む柴」。面白いですね。

こちらは、当ブログでは何度も登場しているキクザキイチゲ。
他にも紫や青っぽい子もいて、早春のお花畑の主役のひとりです。

こちらも定番ですが、ニリンソウのアップ。
山開き前の懇親会ではおひたしになっていました。

ヒトリシズカ。急いで撮った写真なので一部ぼやけていて
気に入らないですが、春の白い花としてこの子を紹介しないわけにはいきません。

少し山の低いところに来まして、こちらはタネツケバナ。
有名な広域分布種ですが、よく見るとかわいい。

こちらは、私は初遭遇のフジハタザオ。植物大好きな学生さんが
一緒に同定してくれました。花弁が大きくて存在感がありますね。

アマナ。花弁や葉の細さも相まって、儚さを感じます。

いかがでしょうか。ただ白い花といっても形や大きさ、挿し色の違いで千差万別ですね。
昨年流行った某名言「白って200色あんねん」はあながち間違いではないかもしれません。

(K.S.)

2025年4月28日月曜日

2025佐渡の春植物_part5(小佐渡)

 今年は頻度高く春植物の更新をしています。雪が多い年は、春植物が元気なんですよね!
今年もユキツバキ、咲きました

豊作ですね。蕾もあったので、あと数日で満開かと思います

小佐渡では珍しいカタクリ
オオミスミソウとともに、雪解けの遅い谷だけ残っていました

フデリンドウ

マキノスミレ

コシアブラ
小佐渡は多いですね。食べごろは過ぎていました

エンレイソウ
小佐渡も萼片の色が薄いです
学名のTrilliumのTriは3を意味します

小佐渡は白いキクザキイチゲが多い
エゾエンゴサクはブルーも多いです(大佐渡はほとんど紫)

ニリンソウにビロードツリアブが来ていました
見えますか?
ツリアブはスミレサイシンも咲いている花はほとんど訪花しますね

春の萌え

こちらもクロサンショウウオの卵がいっぱい
GWは演習林にももう一度上がろうと思います!

2025年4月25日金曜日

演習林の1年の無事を祈る山開き(山の神、山の上散策と前日の懇親会)

4月25日は演習林での1年の無事を祈願する山開きを行いました。今年は雪が多く、稜線の天然杉の分布するエリアは、まだまだ雪が残っていました。さて問題です。今日行った稜線部の冬の積雪はどのくらいだったでしょうか?
見えにくいですが針金に注目してください。
針金が曲がっているところ…
正解は3m40cmくらいでした。雪の重さで針金が曲がるのを利用して積雪深を計ります。

では、話は戻りまして、山の神へのお参りです。御神酒とお米と塩をお供えし、さらに参加者全員、ヒサカキをお供えしました。
山の神の入り口
あれ?妖精がいるよ!?
フェローの崎尾先生から、山の神への一曲がありました。

さて、お参りの後は、山の上を車で行けるところまで登り、散策です。
早春に咲くナニワズを撮る人

早春の山菜を採る人

早春に咲き始めるカタクリ(山の上の春はこれから)

採られるのを戦々恐々と待っている
コゴミ達

若芽を山菜として利用できるハンゴンソウ
は、見向きもされず
(実は食べられるんだよ~、あく抜き必要だけどね~、苦いから食べないけどね~)

フッキソウの花が咲いておりました
ずんずん登っていくと
霧が濃くなっていきます
天然杉も現れました

だんだん雪深くなります
ここらで引き返しですね
ということで、演習林の1年を無事に過ごせますように!楽しい1年になりますように!

おまけ(こちらが主役と勘違いしている人も多そうですが…)の前日の懇親会
乾杯して

お寿司や山菜やたけのこご飯、メジマグロなど
満喫しました!

2025年4月21日月曜日

コウモリの○○調査

 冬眠もあけたコウモリのいる洞窟での予備調査。お邪魔してごめんなさい…

キクガシラコウモリ

おそらくコキクガシラコウモリ(顔が見えないのですが)
一匹、手に白い足環をつけているような…。

キクガシラの方が翼手をしっかり閉じていて、コキクは開き気味になります。コキクはもっと大きなコロニーをつくっていましたが、妊娠しはじめたところなので、もう少しすると育雛コロニーが出来ますね。何度かお邪魔することになると思うので、育児の邪魔にならないよう、次回はさらに気を付けます!