2015年6月10日水曜日

基礎農林実習A(6/5〜6/7、6/7〜6/9)

共同利用実習に続き、学内実習も始まりました。基礎農林実習Aは、農学部農業生産学科2年生の必修の実習です。なので、毎年、参加人数も多く、1班、2班に分け日程をずらして実施しています。今年の参加人数は1班、2班合わせて計61名でした。2泊3日の日程で、演習林のスギ天然林の観察や人工林の手入れ、小佐渡のキセン城で里山林の観察、棚田ビオトープの生物観察などを行いました。
まずは初日の演習林です。天然林、風衝地、人工林を見て回ります。それぞれにスギが生育していますが、環境によって姿かたちが様々に変化しています。
尾根にある千手杉。
今年は雪解けの池がすでに干上がっていました。
杉の説明をする崎尾先生
次に風衝地に移ります。
風が強い風衝地ですが、この日は穏やか。
大王杉のある天然林をトレッキングしながら観察します。
最後に人工林の観察。
夜は佐渡の自然についての講義です。
翌日は里地再生のビオトープでの実習に移ります。
2日目は小佐渡のキセン城に移動し、里山林の手入れや
ビオトープの生き物観察を行いました。
この時期、棚田ビオトープの周辺には
モリアオガエルの卵隗がたくさんあります。
今回は、田んぼの表面の泥を網ですくい、
その中にどのような生き物が居るか観察しました。
泥の中から何が見つかるか・・・気分は宝探しです。
オタマジャクシやヤゴ、貝などが沢山いましたよ!
最後は、ポケット図鑑片手に”この特徴があるから、○○だよ!”
と皆でワイワイ同定作業。
こちらは、里山林の手入れの体験。
ナタやノコギリを腰に下げ、草刈りを行いました。 
チェーンソー作業も体験。皆、初めての作業で腰がやや引け気味でしたが、
技術職員さんに手伝ってもらい無事に終える事ができました。
最終日の午前中は、トキの森公園でトキについてお勉強。 
先生の解説を熱心に聞く学生さんも。
記念に、トキのゆるキャラ”サドッキー”と一緒にハイチーズ
 学生の皆さん、佐渡島の自然はいかがでしたか?またの来島をお待ちしてます!

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