2016年7月18日月曜日

大阪産業大学 森林および草地実習in佐渡島 (7/15〜7/17)

大阪産業大学人間環境学部の皆さんが計22名で来島されました。今回は、学生さんは森班と海班に分かれての実習です。海班は理学部附属臨海実験所で実習を行いました。森班は、佐渡島の半自然草地や森林の観察、演習林内では植物採取も行いました。

現在も牛の放牧が行われているドンデン山からスタート!
天気は生憎の曇りでしたが、日陰の少ないドンデン山では
調度よい植生観察日和です。 
ドンデンの自然を満喫しながら、順調に進んでいたのですが・・・
なんと、放牧中の牛さんが道の真ん中で休憩中。
牛さん、申し訳ないのですがちょっと退いて頂けますか・・・
”しょうがないなぁ”って感じで、なんとか退いて頂け、
無事にトレッキング再会となりました。

山の上にあるハマナスに皆さんびっくり。
佐渡は海岸性の植物が山にあったり、その逆の事もあります。
海と森が非常に近い事が要因の一となっています。
ドンデン山からの帰りに、海岸植生も観察しました。
山の上では花が咲いていたハナマスですが、
こちらでは既に実が赤くなっていました。
ステーションに帰って、大阪産業大学の前迫先生の指導の元、
本日のまとめ(レポート作成)も行いました。
2日目は演習林内の様々な環境での植生観察および植生採取を行いました。
この日も曇り時々雨でした。霧も出ており、雰囲気満点。
キリンソウが満開です 。
こちらはイブキジャコウソウ。牛の不嗜好性の植物で、
放牧跡地に多く分布しています。 
食虫植物のモウセンゴケ。
2日目は、急遽、佐渡市のジオサイト生物実習と合同になりました。
ジオサイトの実習生の皆さんにもいろいろ教えて頂き、
勉強になりました。ありがとうございました!
ステーションに帰ってから、採取した植物の標本作製と同定、
そしてこの日もまとめ(レポート作成)をおこないました。
2日目の夜は、海班も合流し、バーベキューを行いました。
サザエやイカなど、佐渡の幸満載です!
3日目は、トキの森公園を見学し、解散となりました。大阪産業大の皆さん、実習お疲れさまでした。佐渡の自然はいかがでした?またの来島をお待ちしております!

0 件のコメント:

コメントを投稿