7/29から8/2まで伊豆諸島の三宅島・神津島・大島で開催された教員免許更新講習に同行して、島の植物の調査と、伊豆大島・椿セミナーを行いました。佐渡研の学生さんも同行しました(前のブログのどこかに姿が写っています)。
教員免許更新講習では、シマクサギとクサギ、ハマカンゾウ、ツリガネニンジン、シマホタルブクロの花形質を計測して、島間の比較を行いました。
シマクサギを計測中。 クサギを知っている方なら分かると思いますが、 花筒の根元が白く、全体に小さ目。 そして花糸が短い。 |
こちらは佐渡のクサギ。 上のシマクサギとの違いがわかりますか? 以下はクサギの研究をしているMさんの研究紹介 http://www.lab.toho-u.ac.jp/sci/bio/geoeco/pages/syokai2007/mizusawa/mizusawa.html |
教室にびっちり! ツバキをめぐる相互作用系(種子散布、花粉媒介、捕食)から、 噴火の影響、系統関係まで、みっちりお話ししました。 (写真は趣旨説明をしていただいているH先生) |
2000年噴火から、16年たった三宅島の雄山。 以前は地面が露出していた中腹でも、 ススキなどがしっかり根づいています。 |
雄山からの眺め。 これから行く神津島が左。 右に、式根島、新島、利島も見えます。 この日は富士山まで見えました。 |
三宅島から始まったたびは 漁船へ乗って神津島へ。 三本岳を過ぎると、横波でした。 |
港付近の洞窟には、黒曜石が黒光りしていました。 |
神津島の天上山! 神津島は佐渡と同じように花の宝庫と言われており 天上山はこの時期もサクユリやキキョウ、 そしてハコネコメツツジも少し咲いていました。 |
この木はわかりますか? イヌツゲです。 普通は低木ですが、伊豆大島では林冠木にもなっています。 島での先住効果とニッチ開放でしょうか? |
伊豆大島の三原山のカルデラは、霧で神秘的でした。 溶岩の上に白くポツポツ見えるのは… |
サクユリです! カサブランカの原種と言われて 大きく、匂いが強いのが特徴。 |
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