皆さま、こんにちは!今年度も、東邦大学理学部の野外生態学実習Ⅱ(森川海実習)を新潟大学の佐渡三施設(理学部附属臨海実験所、朱鷺・自然再生学研究センター)で協働し実施しました。今年は、5月28日〜6月1日の日程で教員、学生合わせて13人が来島しました。
この実習については、過去のブログも是非ご覧ください!→コチラから
今年の学生さんらも元気いっぱいです! (女子学生のみ写っていますが、男子学生も元気いっぱいでしたよ) |
初日の夜は、佐渡島の自然についての講義です。 |
そして、明日からの実習に備えて、沢山食べます! |
実習二日目(実質、1日目?)は、演習林を流れる河川の
上流と下流で水生昆虫の採取とその分布の要因と考えられる
様々な項目(流速や水深など)を測定します。写真は、初めに
調査方法のレクチャーを受けている所です。
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先は長いぞ、がんばれー |
では、早速調査開始です。まずは、各班、調査地点を決めます。 |
流れの速い場所、遅い場所や水深の深さ、日の当たる場所・・・・ 同じ流域でも、環境は僅かな違いがあります。 各班、地点決めにはかなり悩んだ様子でした。 |
調査地点が決まれば、後は、ひたすら測定&採取です。 箱メガネを使って、川底の石の大きさを測定しています。 |
こちらは、調査地点の川底をタモ網で浚い、 その中にいる水生昆虫を採取しています。 |
がんばれー |
調査で動いた後のお弁当も格別! |
上流から下流までは、河川の周辺環境を 観察しながら徒歩で移動しました。 |
中流で一休み。上流との環境の違い、気づいてくれたかなぁ〜? |
そして、下流に到着!下流でも上流と同様の調査を行います。 |
こちらは、水深も浅いし、上流に比べたら調査は楽?? |
ガンバレー |
この実習、忙しいのは野外調査だけではありません。 夜は、水生昆虫の同定やデータの解析などもあり、大忙しです。 写真は、水生昆虫の同定方法の講義を受けている所です。 |
講義の後は、実際に、昼の調査で採取した水生昆虫を 同定しています。 |
こちらは、例年、学生さんらが苦戦している、水生昆虫の 分布に関する仮説立て。 先生の指導を受けながら、練り直していきます。 |
各班で意見をかわしながら、何度も黒板に書き直していきます。 |
ガンバレー |
今年度は、水生昆虫だけでなく、それを捕食する魚類の調査にも 力を入れました。ヴェーダーを着込んで移動する学生さん。 なかなか、迫力ありますね〜。 |
一番種数が多かった班にはご褒美を!と言うH先生の言葉に 学生さんらは大張り切りです。 |
さてさて、どんな魚類が採取できたのか・・・ |
アユカケ (初めてみました!) |
ルリヨリノボリ、スミウキゴリ、シマウキゴリなど・・・ |
調査も、同定も、データ解析も、成果発表の準備も 終わった後は、楽しい打ち上げです! この日は直前まで雨が降っていたのですが、 BBQが始まる頃には止んでいました。 |
そして、最終日の午前中は学生さんらの成果発表を行いました。 飲んで、楽しんだ後でも、しっかりと発表していました。 大学に帰り、さらにブラッシュアップしてレポートを提出するそうです。 |
オツカレサマでした! |
※ちなみに、途中でチョイチョイ挟んでいた爬虫類や鳥類の写真は、東邦大学のH先生が撮影した、選りすぐり写真です!
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