2022年10月6日木曜日

大阪教育大学野外植物実習(9/27-30)

927~30日の日程で大阪教育大学の野外植物実習がありました。

今回は計13名の学生が参加してくれました。

初日は演習林到着後にオリエンテーションと佐渡の自然環境に関する講義を行いました。

皆さん長旅の後でしたが熱心に講義に耳を傾けていました。

2日目はいよいよ演習林へ向かいます。

演習林内の人工林で毎木調査と植生調査の方法について学びました。




続いて大様の小径のトレッキングです。



最後は風衝地を散策しこの日は下山となりました。

下山後は翌日に予定されている里地見学に向けて佐渡の里山環境に関する講義を行いました。

3日目はドンデン高原と小佐渡周辺の里山で野生のトキの観察を行いました。



里地はカメラの充電が切れてしまい残念ながらトキを写真に収めることができませんでしたorz

この日は気温が高すぎたのかなかなか野生のトキを発見することができなかったのですがそれでも2回ほど採餌するトキの姿を観察することができました。

ドンデン高原にて

2022年10月5日水曜日

森林計画学会夏季セミナー(9/21-23)

92123日にかけて森林計画学会夏季セミナーが実施されました。

今回は学会員の研究者と学生を合わせた計8名が参加し、佐渡演習林の天然スギ林の見学や小佐渡周辺の里山の見学を行いました。

初日の夜には森林計画学会の勉強会(佐渡ゼミ)を行いました。

勉強会では以下の題目で発表が行われ対面とオンラインを合わせて計18名が参加しました。

セッション1:佐渡の森林と森林研究        

梶本卓也(新潟大佐渡自然共生科学センター演習林)

小柳正彦(新潟県佐渡地域振興局)

「佐渡島の森林、林業の概要及び佐渡演習林の紹介」

村上拓彦(新潟大農)

「トキの営巣適地モデルと演習林GIS

セッション2:バイオマス利用のための森林管理

當山啓介(東大千葉演)

「千葉県におけるNEDO事業:ユーカリ等のエネルギー林業の試行」

髙橋正義(森林総研)

「ヤナギを用いた木質バイオマス林業普及のための課題」

普段と異なる研究分野の話がたくさん聞けて大変勉強になりました。

2日目は演習林の見学を行いました。

見学では演習林内のスギ人工林、ヒバ林、スギ天然林、風衝地をめぐりました。



3日目は小佐渡周辺でトキ関連施設(ビオトープ群)の見学を行いました。

最初に訪れた広野開田ではビオトープ整備の会長さんが解説をしてくれました。


広野開田にて

その後は天王川周辺のビオトープとトキテラスを見学しました。

野生のトキもしっかり見ることができました。

みなさま佐渡の林業や自然に興味も持っていただけたようで大変良かったです。

この度はセミナーにご一緒させていただきありがとうございました。

2022年10月4日火曜日

フィールドワーカーのためのリスクマネジメント実習(9/5-8、9/12-15)

958日と91215日の2回に分けて新潟大学農学部のフィールドワーカーのためのリスクマネジメント実習が実施されました。

今回は自分が担当した91314日の登山とロープワークについてその様子を紹介します。

まずは2日目の登山です。

今回の実習では登山ルートをいつものコースから金北山に変更して行いました。


登山の道中では簡単な植生調査も実施しました。

お昼休憩に記念撮影するH

この後だんだんと傾斜が厳しくなり写真を撮影している余裕もないくらい疲弊したのですが何とか頂上まで到達することができました。

3日目の午前中はフィールド調査における車の安全管理について学びました。

タイヤのパンク、バッテリー上がりなどフィールド調査で起こりやすい車のトラブルについてその対応を学びました。

午後からはいよいよロープワークです。

今年はザイルを使った崖の上り下りと木登りを行いました。


最初は怖がっていた学生もいましたが慣れてくると段々と楽しくなってくるのか、待ち時間を利用して木登りを繰り返す学生もいました。

実習を担当する側としては今年も大きな事故が無く無事終わることができてほっとしました。

2022年10月3日月曜日

森里海をつなぐ野外生態学実習(9/5-10)

9510日にかけて森里海をつなぐ野外生態学実習を行いました。

この実習は佐渡自然共生科学センターの朱鷺自然再生学研究施設、臨海実験所と共同で開催し、佐渡島の森里(川)海の繋がりを学ぶごとを目的に開講されてきました。

初日はガイダンスとトキの野生復帰に関する講義を行いました。

写真提供:古郡

写真提供:大森

2日目の午前中はキセン城棚田復元ビオトープの観察を行いました。

里山林(広葉樹二次林)やビオトープに生息する水生生物について実際に採集を行いながら学びました。

写真提供:飯田


写真提供:古郡

午後は佐渡の固有種であるサドガエルの観察を行いました。

サドガエルは足に吸盤がないため土側溝の水路でないと生活することが出来ず保全が必要な生物のひとつです。


写真提供:古郡

3日目と4日目は臨海実験所で海や川の生物について学びました。

海岸での岸壁採集、達者河での水生昆虫採集、シュノーケリングによる生物採集など様々な作業を行いました。

採集した生物は実験室に持ち帰り観察や分類を行った後元の場所へと返しました。

当然のことながら調査地が変わると生息している生き物の種類も変化し多様な生物を観察することができました。








写真提供:古郡

5日目は演習林に移動し佐渡の森林環境について学びました。

佐渡の自然環境に関する講義の後演習林の観察へと向かいました。

写真提供:飯田


渓畔林と地表徘徊性昆虫の観察(写真提供:飯田)

放牧の影響が残る半自然草原の観察(写真提供:古郡)


天然スギ林の観察(写真提供:古郡)

風衝地の観察(写真提供:古郡)

最終日は演習林宿舎で記念撮影をした後大野亀を散策し実習は解散となりました。


写真提供:飯田

今回の実習は約1週間の長丁場でしたが佐渡の自然環境について様々な視点から学ぶことができたのではないでしょうか?

また、機会があれば是非佐渡を訪れてみてください!