11月6日から屋久島に行ってきました。鹿児島で行われている国民文化祭の行事の一環として屋久島学ソサエティ・渓畔林研究会が開催されたので参加しました。屋久島学ソサエティでは、登山家の三浦雄一郎の講演やシンポジウム「黒潮がつなぐ古代杉の世界」と称して、屋久島・佐渡島・隠岐島の天然スギの生態や年輪解析、花粉分析によるスギの歴史に関する講演がありました。私は、佐渡島の天然スギの伏状更新について話題提供を行いました。また、渓畔林研究会では特別講演「豊かな水辺林を未来に」を研究会代表として行いました。また、エクスカーションとして屋久杉ランド、白谷雲水峡、宮浦川を訪れました。今回のシンポジウムに参加した結果、隠岐島や屋久島の研究者と今後連携して研究や活動を行っていくことができそうです。
三浦雄一郎氏の講演です。登頂の際のビデオも上映されました。
古代杉シンポジウム
渓畔林研究会の特別講演です。
江戸時代に伐採されたスギの切り株の上に、スギが生育してそれも切られた2段の切り株
江戸時代の森林地図
屋久杉
スギの倒木更新
ヤクザル(ヤクジカとヤクザルはよく目に付きます)
サザンカ(樹高が10m以上になります)
ヒメシャラ(色が特徴的で林内でもよく目立ちます)
サツキ
紀元スギ(ヤクシマの中でも有数のサイズ)
クワズイモ
宮浦川の河畔林
ヤクシマサルスベリ(崩壊地や河畔に出現。撹乱依存種?)
洪水線に分布するサツキ(サツキラインと呼んでいます)。種子は流水散布かも。
美味しかったものをいくつか紹介します。これらの他に焼酎は最高でした。
首折れサバの刺身(漁のあとにすぐに首を折って血を抜き、鮮度を保つそうです)
キビナゴ
トビウオの丸揚げ(頭からヒレまですべて食べられます)
道際で見つけた園芸植物を紹介します。
ハイビスカス
ランタナ
ハマユウ?
もっと話を聞きたい方は、佐渡研究室の崎尾まで連絡ください。
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