2015年11月11日水曜日

森里海をつなぐ野外生態学実習 ( 9/7〜9/11 )

皆さま、こんにちは。寒さが本格的になってきましたね。ここ数年、寒くなると朝晩咳が止まりません・・・

さて、本日は森里海をつなぐ野外生態学実習の様子をお伝えします。この実習は、元々は長野大学環境ツーリズム学部の実習で、新潟大学理学部附属臨海実験所と朱鷺・自然再生学研究センターで行っていた里・海実習でしたが、昨年から演習林も加わり森・里・海実習として行っています。今年も、長野大学はじめ、さまざまな大学から計28名の学生が4泊5日の実習に参加しました。

1日目〜3日目の里・海での実習の様子は、臨海実験所のブログで紹介されています。是非チェックして下さい!!http://www.sc.niigata-u.ac.jp/sc/sadomarine/blog.html

4日目、5日目の森での実習は・・・
崎尾教授の専門である、渓畔林の観察からスタートです!
渓畔林の代表的な種である、サワグルミやオニグルミの実
も観察できました。
こちらは、外部講師の神戸大学の佐藤先生。
身軽な動きで、次々にハリガネムシを採取していました。
丁寧に手入れされたスギの人工林。人工林の様子をよく覚えておいて下さいね。
この後トレッキングする、スギ天然林の様子とはまるで違いますよ!
この日スギ天然林には霧がかかっていました。
霧が風に乗って、上昇する様子も観察できました
雪圧や風の影響によって、スギがどのように育つのか説明する崎尾
枝が屈曲し、トンネルの様になっています
湿度が高かったせいか、ヤマナメクジも出てきました
花びらが漢字の”大”の形になっているダイモンジソウ
そして、最後の夜は恒例の打ち上げBBQ!
この日は、天気も悪く、薪が湿っていたので火起こしに
着火材を使いました。文明の利器(?)凄い!!
さあ、BBQのはじまりです!最初は遠慮気味だった学生さんも・・・
食べだすと止まりません!佐渡名物のイカやサザエなど海の幸も堪能しました!
5日目は、大野亀で植生観察を行い、両津港で解散となりました。実習生、スタッフの皆さまお疲れさまでした!またの来島をお待ちしております!

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