皆さま、こんにちは。すっかり秋の気配が漂う佐渡演習林です。9月末をもちまして、今年度予定しておりました、学内実習、共同利用実習ともに無事に終える事ができました。実習でご利用下さった皆さま、ありがとうございました!
今後は、近況を交えつつ、未報告の実習について少しずつ配信していきたいと思います。引き続き、本ブログをよろしくお願いいたします。
ではさっそく、9月6日から4泊5日で実施した森里海実習の様子をお伝えします。この実習は、佐渡島にある3つの施設(演習林『森』、朱鷺・自然再生学研究センター『里』理学部附属臨海実験所『海』)を活かし、森・里・川・海のつながりをつながりを学んでもらおうという実習です。参加する学生さんは、北は北海道、南は鹿児島と全国各地から計30名、参加してくださいました。今回は、演習林で行った『森』の部分を紹介いたします。
(里と海での実習の様子は、臨海実験所のブログでご覧下さい→コチラから)
朝、臨海実験所から車で約30分の佐渡ステーションへ移動。 『森』の実習では、演習林のさまざまな場所で植生観察を行いました。 |
まずは、渓畔林の観察から・・・ |
こちらはスギ人工林、この後に観察する天然林とは 林の様子、スギそのものが大分異なります。 |
そして、本日メインのスギ天然林のトレッキングへ! 天気は生憎の曇り時々小雨&霧。しかし、スギ天然林の 観察はこのくらいの天気が調度よいのです。 |
実際に林の中に入れば、その理由が分かるはず・・・ |
霧がスギ天然林をより幻想的に演出しています。 |
また、湿気を好むスギにとって、霧は天然林の成立に 欠かせないものとなっているのです。 |
トリカブトの花も活き活きとしていました。 |
続いては風衝地での観察です。 さすがにこの場所は晴れて欲しかったのですが無理っぽい・・・ |
と、思いきや、なんと! 風衝地に着くなりピンポイントで霧が晴れていきました! おかげて、風衝地の植生、地形を観察する事ができました。 |
夜は、阿部先生の佐渡島の自然についての講義を聞き・・・ |
お待ちかねのバーベキューで打ち上げです! |
初めて食べる学生さんもいた亀の手。 味はカニの身に似ていると大好評でした。 |
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