2020年7月4日土曜日

初夏の小佐渡の花

樹木の葉の色が深くなってくると、林床では白い花が目立つようになります。
暗い林床に美しく映えるドクダミ
実は白い花びらに見えるところは総苞片
花の部分は黄色の葯のあたりで、たくさん集まってできています
アジサイの仲間のイワガラミ
白い部分は、こちらも花ではなく、がく片
エゾアジサイも咲き始めました
アジサイの青い部分も装飾花
真ん中の塊が両性花が集まっている部分です
「花びらのようなもの」でディスプレイ効果ですね。ポリネーターを集めます。ディスプレイと言えば、こちらも忘れてはいけません。マタタビの白い葉。なぜ、白くなるのかというのにはいろいろな説がありますが、葉の裏にひっそりついている花の時期に白くなるため、ディスプレイ効果でもあるかと思います(同じような仕組みのハンゲショウではポリネーターに対するディスプレイ効果が明らかになっているそうです)。
マタタビの白い葉
マタタビの白い葉は空気を含む層が白く見えている 夏が過ぎるころには緑の葉に戻ります。
白い花と言えば、イチヤクソウもたくさん咲いていました。
イチヤクソウ
下からアップ
樹木の花がたくさん落ちているかと思ったら
ツルアリドオシの花が地表で満開でした
白い花と言えば、ホタルブクロも満開です。
林縁には大きな白い花
佐渡のホタルブクロは白くて、大きい
手のサイズで大きさが分かると思います
ガクががっちりしているので、ヤマホタルブクロかと思いきや
付属片があるのでホタルブクロ
佐渡にはホタルブクロとヤマホタルブクロと、その交雑のものがあります。
ヤマホタルブクロとホタルブクロの違いは↓
http://sadoken.blogspot.com/2020/06/blog-post_18.html
何かエビネのような葉の花序
きっとアオヤギソウ
ランではなくシュロソウ科
ユキツバキの結果
林縁では意外と果実が見つけられます
ただ、熟すとヒメネズミに食べられるようで、
実生はほとんど見かけません

キノコ組が同定に苦慮しているベニタケ科
小佐渡でもいくつか見かけました
 学生さんも言っていましたが、傘を裏返すと放射状のひだの間にアリエッティたちがたくさんいました(小さい虫たちのことです)。すいません。びっくりさせてしまって。
小さい虫がたくさん。食痕もあります
山はいつ来てもいろんな発見があり、やめられないですね。

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